入れ歯

歯が抜けたままの状態にしておくと、認知症になりやすい?

咀嚼によって、脳に刺激を与えることができるので、歯が無い状態のまま放置するのではなく、入れ歯で咀嚼することで認知症予防に繋がります。認知症の患者さまは、口腔内の状態が悪く、流動食ばかり口にしている場合が多く、咀嚼をしない食事になりがちです。しっかりと噛む食事を取る食習慣に改善することで認知症が改善したケースも多く報告されています。歯が抜けてしまったら、認知症を予防するためにも、放置しないでご自身にあった入れ歯を作りましょう。

保険の入れ歯と自費の入れ歯

保険の入れ歯

保険適用の入れ歯は、「レジン」というプラスチック素材でできています。強度を増すために床が厚く、食事がしにくく、味や熱を感じにくいといった点がデメリットです。また、お選びいただく色や形も決まったものしかなく、見た目が目立ちやすくなります

自費の入れ歯

自費治療の入れ歯は、使用できる素材に制限がなく、入れ歯を固定するためのバネが不要であったり、床部分として薄い金属を使用できます。見た目も、食事も、ストレスをほとんど感じることなく生活を送ることができます。また、入れ歯を入れている違和感少ない「シリコン素材」などで製作することも出来ます。

ブリッジという選択肢

歯が抜けた部分の両隣の歯を削りその名の通り、「ブリッジ」=橋をかけるように歯を被せる治療方法です。ブリッジの利点は、治療自体がシンプルであり、取り外す必要がなく違和感が少ないです。デメリットは、支えとなる健康な歯を削る必要があることや、力学的にも両隣の歯に負担をかけてしまうことです。